全国で自粛要請解除の動きが本格化しています。大阪では出口戦略なる数字目標を独自で設けました。
自粛要請解除の動きは喜ばしい事ですが、そこに大きな落とし穴があります。
人間の行動原理として、自粛要請が解除されれば安心感が生まれ、数字目標が達成されれば達成感が生まれます。その時人は、一斉に行動します。
現在の雰囲気では、一人では行動に移せませんが、集団なら行動に移せます。それを集団意識といいます。
その集団意識のお墨付きを国や自治体が与えた訳ですから、今までの分、特に密になりやすい状況が発生するでしょう。
そして、クラスターが現れる。
今、世界で起こっている感染第2波がまさにこれです。
日本でも起こらないと言う保証はありません。
だから、自粛要請解除時こそ要注意であり、自粛や予防を心掛けましょう。