今年1月17日に日本で初めての新型コロナウイルス感染者が確認されてから約11ヶ月になります。
当初はマスクが品薄になり買い求める人で長蛇の列になったり、アルコールも店頭から姿を消すなど感染対策を心がける気運がありました。
しかし、コロナ禍が長くなるにつれて人の気持ちも緩くなって来ています。
特に日本人は熱しやすく冷めやすい人種だと言われていますから尚更かもしれません。
最近では、商業施設の入り口に設けてあるアルコールスプレーを仕様する方も減っていますし、マスクをしていない方も散見されるようになっています。
その要因として、メディアやネットなどの不確かな情報が関係していると思われます。
例えば、高齢者は重症化するが若者は軽症ですむや、マスクをしていれば感染しない、仲間内(少人数)なら大丈夫など、少しのニュアンスの違いを安心と捉える傾向にあるように感じます。
人は自分に都合の良い方の解釈を選択しますから致し方ありませんが。
先程の例で少しニュアンスが違うところは。
若者は軽症ですむと言われていますが、必ずしもそうではありません。若者も重症化しますし、一度感染すると後遺症に一生悩まされる可能性も出てきています。
マスクをしていれば感染しないや仲間内(少人数)なら大丈夫などは完全な誤りです。
あくまでマスクは飛沫を飛ばさないための物で、コロナウイルスなどの微粒子は普通のマスクでは防げません。
仲間内(少人数)なら大丈夫は、感染のリスクをある程度下げる効果と、感染者が出ても誰が濃厚接触者かを明確化できるだけで、感染者がいれば少人数でも感染します。
このように、少しニュアンスをかえるだけで意味合いも捉え方も変わって来ますので、情報には注意が必要です。
新型コロナウイルス(COVID-19)を甘くみてはいけません。
もう一度初心に帰って感染対策が出来ているかを考えてください。