お知らせ

5月25日(月)緊急事態宣言が全国で解除になりました。
国民みんなの努力と痛みによって現在の感染者数は落ち着いている様に感じます。

しかし、うすうす感じている方もいらっしゃると思いますが、第2波は来るでしょう。

現在発症されている数字は2週間前までに感染され、後日に発症された数字で、現在感染されている方の数ではありません(メディアでは2週間前の数字となっていますが、COVID-19の潜伏期間は1日~14日とされていますから、いつ感染したのかは分かないのが現状です)。

今回の新型コロナウイルスは、他のインフルエンザと違い発症前からウイルスを拡散させます。しかも厄介な事に、感染者の8割は軽症なんです(無症状の方も相当数いると言われています)。

14日(木)の緊急事態宣言解除後、全国で新型コロナウイルスへの危機感が急激に薄れています。

感染拡大当初は、恐怖や不安、焦りなどでマスクの買い占めや、紙製品の買い占めが起こりました。その後、政府が緊急事態宣言を出し、不要不急の外出自粛を呼び掛け、国民みんなが頑張って感染拡大を一定数押さえる事に成功しました。
しかし、自粛が長くなるにつれ、恐怖や不安は疲れに変わり、焦りは政府に対する怒りに変わりつつあります。

その感情が緊急事態宣言解除後の気の緩みと反発に繋がっていると思います(メディアやコメンテーターのいい加減で無責任な発言も原因の1つでしょう)。

社会を回すためには人々が動かなくてはなりません。動いて経済を停滞させない。それは凄く大切な事です。このまま自粛が続けば国が崩壊しかねません(当センターもアウトです)。

ですが、今気を緩めれば今までの努力が水の泡になってしまいます。

それどころか、第2波の方が安心感や達成感がある分感染者は多くなる危険もあります。

経済を回しながら感染しない、させない努力が必要です。

そのためには、人が集まる場所はなるべく避け、一斉に行動しない。有名な観光地、施設は人が集中しますので、しっかり距離を保ち、不用意に触らない、入る前に消毒し、出る時にも消毒するなど今まで以上に注意が必要です(自粛中は外出を控えていますから、他者との接触する危険を回避できましたが、解除後は他者との接触が必然的に増えます。そのため個人個人のモラルが問われます)。

滋賀県にも他県からの往来が増えています。今の現状のままなら、残念ながら第2波は避けられないでしょう。

なら、第2波は来るものと考えて行動する方が無難です。

スーパーや薬局にもマスクは並んでいますし、アルコールじゃなくても石鹸で不活性化できますから、石鹸を買っておくなど、今から用意できるものは用意しておく、第2波が来てから物が無いと批判しても遅いんです。

ただし、買い占めはダメです。個人が使う量などたかが知れています。大量に買っても邪魔なだけです。転売などは、まともな人のやる事ではありません。
買い占めは止めましょう。

モラルを持った行動が、感染防止に繋がります。
自分のため、他者のため、愛する人のため、子供たちのために節度を持った行動を心がけましょう。