お知らせ

昨今、ご年配の方が関係する交通事故が多発し、尊い命が失われています。
(事故は、ご年配の方だけでは有りません。)

ひとたび事故を起こすと、被害者や、被害者の親族は勿論のこと、加害者の親族にも多大な影響を与えます。
原因の1つとしては、テレビや新聞、ネットなどでよく見かける「踏み間違え」が考えられ、その中でも、後ろを見ながらバックしてる時や、駐車場の料金を支払う体制の時に踏み間違えが一番起こりやすいと言われています。

ではなぜ踏み間違えをしてしまうのか?

それは、年齢が高くなればなるほど、体の柔軟性が失われて行く事が原因だと指摘されています。
体の柔軟性が失われてしまうと何が起こるのか?
皆さんも運転しているつもりで読んでいただけると分かりやすいと思います。(右足の踵を地面に着けて、ブレーキを踏んでいる体制で読んでいただけると、より分かりやすいです。)

ある日、近所のスーパーで買い物を済ませ、車に乗り、エンジンをかけ、駐車場出口のバーの手前でブレーキを踏み、一時停止をしました。右手には料金を払うボックスが有ります。今回のお買い物は短時間であったため、駐車券を入れるだけで済みそうです。運転席の窓を開けて、駐車券をボックスに入れようと体を捻り、右手を差し出す様に伸ばしました。

ここで質問です!! 皆さんの右足の足先はどちらに向いていますか?
足先が上を向いている方は柔軟性がある方で、右に向いている方は柔軟性が損なわれている方です。
では、その時に何が起こるのか? ブレーキを踏みながら右に捻り、上体を外に伸ばす、まさにその時、足先がブレーキから離れそうになります。オートマ車の場合はブレーキが緩むと車は前進します。運転手は咄嗟にブレーキを踏み込みますが、足先が右に向いているため、アクセルを踏んでしまい急発進に繋がると考えられています。

皆さんは、いかがでした?しっかりと足先が上を向いていましたか?
この様に、ちょっとした動作でも事故に直結してしまいます。
なので、日頃から柔軟性を保つ事が大切!
股関節を柔らかくするだけでも事故は減らす事が出来るので、皆さんも柔軟を保つ様に努力しましょう。