皆さんは、ぎっくり腰になった事はありますか?
もしかすると、ぎっくり腰になった事がない方の方が少ないかもしれません。
なぜかと言うと、以前にも書きましたが、ぎっくり腰は症状の名前で、いきなり腰が痛くなったり痺れたりしたものを全てぎっくり腰と言いいますので、本人が認識がなくても実は…というのが意外と多いのです。その中に、腰椎捻挫やヘルニアなどの本当の病名があります。
患者さんからも、「え~、これもぎっくり腰なの?」とビックリされる事も多々あります。それほど幅が広いのです。
患者さんからの質問に、ぎっくり腰は癖になるんですか?と、よく聞かれます?
結論からいうと、癖になりません。
治していないからなるのです。
そもそも、痛みは治るよりも先に消失します。日本人は特に、痛みが無くなると治ったと思ってしまい、以後の治療をしない。だから、また痛くなるのです。
もっと分かりやすい例で説明すると、例えば、風邪を引いて病院に行き、薬を1週間分処方されたとします。その後、3日で風邪の症状が収まると、残りの薬は飲まなくなります。なので、しばらくすると、また風邪の症状が現れて、なかなか治らないって事になるのです。本来、病院から1週間分処方された薬は、1週間かけて治しましょうなのです。薬が余ることじたいおかしいのです。
ぎっくり腰も同じで、痛みが無くなると、治ったと勘違して治療をしない、だから、また痛くなる。これが、癖になるの正体です。
しかも、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目の方が、状態は悪化します。最悪はヘルニアになり、手術となります。
痛みが無くなっても、治ったわけではないですから、しっかりと治す事が大切です。
当センターでは、痛みを改善するだけではなく、痛めない体に導きますので、安心してお越しください。
2019年も、ホームページを見ていただき、ありがとうございました。
2020年も、お引き立て頂けます様、宜しくお願いいたします。
ではでは、良いお年を御迎えください。