お知らせ

近年、子供達のスポーツ率が増加しています。それに伴い、体を痛める子供達も増加しています。
中でも、成長痛であるオスグッドの増加が極めて高いように感じます(当センターに来られる子供さんの症状からの割り出しです)。

そもそもオスグッドとは何で、なぜなるのか? を解説します。

まず、オスグッドとは。
正式には、オスグッドシュラッター病といいます。
発育期(10~15歳)に好発する病気で、両足又は片足の脛骨粗面(膝から数センチ下の骨端面)に腫脹や剥離骨折し、不整な修復骨化した状態をいいます。
では、なぜ起こるのか?
それは、子供さんの骨の成長と、スポーツなど運動により縮んだ筋肉との引っ張りにより起こります(なので成長痛といいます)。
そもそも、子供達の骨は大人よりも約150個ほど多く、骨ではなく軟骨の部分も沢山あります。
脛骨粗面もその1つで、まだ骨ではなく軟骨で出来ています。その部分が筋肉の収縮と骨の成長で引っ張られ、不整な修復骨化するために痛いのです。

このオスグッドは、ひと度形成されると一生付き合わなくてはならなくなります(手術すれば別ですが)。

子供だからと甘く見ずに、早めの対策をしましょう。
当センターでは、適切な施術と、予防法をお教えしますので、気軽にお尋ねください